2010-12-04

あはれ今年の秋もいぬめり

自分という存在がだれかの人生にとってはただの通過点にすぎないと気がついたとき、足元がゼリーのように揺らいでとても立っていられなくなったから、いつもの子たちをさそって海に行くことにした。集合は朝の5時。みんなどうせ早起きだから問題ない。ボードをパジェロの屋根に乗せ、まだ暗い夜道をひとりひとりの家まで迎えに行く。BGMはケツメイシ。あたしは張り切ってつい赤の水着とか選んでしまった。派手かな、なにか言われるかな、と思ったけどキャシーなんか水玉のホルターネックだった(どこで買うんだそういうの?)。なんでも腹まで垂れた胸がひっぱり上げられるのでよいらしい。てかあんま変わってなくない?(てかお前、その帽子と眼鏡なに?) ケイトのボードはラスタカラーだし、お前はボブ・マーリーかっつの。デイジーはあいかわらず一言もしゃべらんな。ミグレスについては特になにもなし。SATCごっこしようと思ったらひとり多かったし(爆)。ちょううける、ちょううける。少なくともあたしにとってこいつらは通過点なんかじゃあない。

2010-11-01

くまの子見ていたかくれんぼ

年末の忘年会に向けて「いいないいな にんげんっていいな」のフリを絶賛練習中であるが、我々がやると洒落にならない気もしなくもない。ひそかに内紛も起きている。こんなことより早くいい人を見つけて成仏したいなどと言っている安定志向のメンバーがいるというのだ。そんなやつはあちらで平凡な妻子を迎えて3LDKのマンションでも買ってどす黒い死生活を営むがよいわ。すわ、GST48解散の危機か。と思ったんだけど、するとどうでしょう。ユレイカ!(わかったぞ!)とかすれた声で叫びながらセンターのAっちゃんが立ち上がった。続きはWEBで。

2010-10-31

ディンドン ディンディンドン

仕事を終えて何人かで食事をしていた折、かの名作『天空の城ラピュタ』でいちばん胸に残っているシーンはどこかという話になり、冒頭でパズーがスープを買いに行って「肉団子ふたつね」と言うところ、と正直に答えたら、聞いてきた女性の目がびっくりするほど細くなって、しまいには消えてしまった。

2010-10-25

When I was 74


「あなたが74歳だった頃のことを、なんでもよいから教えてください」

わたしが74歳だった頃、まだ空には月があって、丸くなったり細くなったり、カステラのような色になったりしていました。-Ethan-
わたしが74歳だった頃、アレクサのプライドは屋根より高かった。-Joel-
わたしが74歳だった頃、言葉はまだなかったと思う。-Djene-
わたしが74歳だった頃、アヒルのボートに乗りました。-Marc-
わたしが74歳だった頃、長い長い夢を見ていた。-Sebastian-
わたしが74歳だった頃、お父さん帰てきました。-JJ-
わたしが74歳だった頃、イングランドの首都はロンドンにあった。-Nicholas-
わたしが74歳だった頃、小室といえば等でしたのに。-Andy-
わたしが74歳だった頃、I don't remember anything. -William-
わたしが74歳だった頃、ばんざい君に会えてよかった。-Ken-
わたしが74歳だった頃、きょうは昨日の続きです。-Rob-
わたしが74歳だった頃、わたしはきっと12歳。-Peter-
わたしが74歳だった頃、わたしはいない。

2010-10-05

アリーデ ヴェルチ

去りゆくものはなんだってさみしい、あの子が金沢に転校したときとか、底のぬけたコンバースを香港のゴミ箱に捨てたときもそうだった、あんなけあせもに悩まされた夏だっていつのまにかいなくなってしまったね。呼んだら来るものはなんでもうれしい。エレベーターとか。